世界中のマネーを集め、世界の工場として大量の工業製品をつくり、さらには、13億人ともいわれる巨大な市場に世界の企業が殺到する中国。

しかし、日本企業にとって重要なパートナーともなるべき中国の実像を私たち日本人は意外と知りません。中国とのビジネスには大きなチャンスがある反面、大いなるリスクも孕んでいるのですが、マスメディアの情報だけを追っていても、その構造や背景、中国人の行動原理を理解することはできないのです。

このセミナーでは、上海在住14年、中国の政治経済の表と裏、中国人の本音と建前を知り抜いているコンサルタントの高田勝巳氏に、中国の政治経済の最新動向、企業社会の表と裏、中国人の行動原理などを歴史的な背景をふまえて分かりやすく解説し、中国ビジネスで日本企業が成功するためのポイントをお話しいただきます。

カリキュラム
テーマ
・日本からは見えにくい国際情勢の中で見た中国
現在の日米中関係はどのようにして生まれたのか、またどこへ向かうのか
・ 歴史的な視点から見た中国市場経済と企業社会の実態
株式市場の表と裏、国営企業、民営企業の動向
・ 日本企業として現在のポジションを如何に認識し、自らの方向性を定めるべきか

内容
1. 日本にいるとなぜ世界の真実が見にくいか
2. 自然環境、価値観の違いを改めて認識しよう
3. 歴史の延長線からみた現代の中国
4. 日本人が誤解しがちな点
5. 意思疎通の仕方
6. 部下の使い方
7. 市場としての魅力
8. これからの日本企業は中国でどのように生きるべきか