1999年9月18日に中国国務院は法定休日の増加を決定した。春節、労働節、国慶節の法定休日は3日だが、振替出勤日を二日間法定休日の前後に入れる事で、毎年7日間の3大休暇ができた。長期休暇制度は国内経済の発展、消費を促進する措置であると見られている。しかしこのような長期休暇には伝統的文化特色の欠如、観光客の集中による旅行関連施設の飽和状態、休暇制度の不履行などマイナス面もより顕著になった。

上述の理由からネットによる民意調査などを経て、国務院は12月7日『全国年節及記念日放假弁法』を採択した。清明節、端午節、中秋節という３つの伝統的休日を国家の法定休日とし、春節と労働節の休日を調整した。『全国年節及記念日放假弁法』は2008年1月1日より実施される。また政府は「有給休暇規定」を同時に発行し、有給休暇制度の実施がより確実になった。

2008年法定休日
新年：2007年12月30日〜2008年1月1日（3日間）
春節：2月6日〜12日（7日間）
清明節：4月4日〜6日（3日間）
労働節：5月1日〜3日（3日間）
端午節：6月7日〜9日（3日間）
中秋節：9月13日〜15日（3日間）