・武漢艾可亜人材諮詢有限公司
                                                                                                                  なぜホンダアコードは アウディA6の半額なのか?
                                                                                                                  今回は、中国市場におけるブランディングの重要性について書いてみました。
                                                                                                                  http://wedge.ismedia.jp/articles/-/5933


                                                                                                                  欧米企業はもちろんの 事、最近は、中国、台湾、韓国の企業もブランディングに力をいれております。
                                                                                                                  B to Cばかりでなく、B to Bにおいてもです。

                                                                                                                  ブランディングは専門家にお願いしてやっているという日本企業も多いと思いますが、大事なのは、経営戦略との整合性の問題のようです。
                                                                                                                  文中にもありますが、経営戦略、ブランド戦略とコーポレートアイデンティティ、ウェブ、広告、製品デザインが一つのストーリーに基づいて整合性を持ち、且つそれが他社との差別化を示せるものであるかが重要です。

                                                                                                                  ボトムアップではありません。
                                                                                                                  ブランド戦略を決定するまでは、ボトムアップで問題意識を共有する事は必要かもしれませんが、
                                                                                                                  最終的には、経営者が決定して経営戦略の基づき、ブランド戦略が決定され、且つ、それが整合性を持って運用されているか常にチェックが必要となります。

                                                                                                                  今回、イギリスのデザイナーと話をしていて、欧米諸国は、国際政治においては、国家レベルでブランディングをしているのだと思いました。
                                                                                                                  そこには国家レベルの情報操作も含まれていると思います。

                                                                                                                  以下は、私が最近感じたひらめきを述べているだけですので、もし的外れであったら教えていただきたいです。

                                                                                                                  日本においては、明治の新政府は、維新の時からうまいブランディングをしたのではないかと感じていますが、薩長を資金的にも支援したのが、
                                                                                                                  イギリスだとすると、もしかするとブランディング面でもイギリスが知恵を出していたののではないかと、勝手な妄想をめぐらしております。

                                                                                                                  日清、日露戦争に勝って、朝鮮併合と不平等条約の改正を実現し、明治政府はやっと独り立ちしたわけですが、独り立ちしてからどうも、ブランディングがあやふやになってきたのではないでしょうか。
                                                                                                                  その後の泥沼は、国家戦略、ブランド戦略不在のなかで、各国の情報操作に翻弄されてきた、ともいえるのではないでしょうか。
                                                                                                                  文中にもあります、慰安婦の問題も、国家としてのブランド戦略とみれば大失敗と言えるものだと思います。

                                                                                                                  とにもかくにも、今回、イギリスのデザイナと語り合って感じたのは、このブランディングの概念は、少なくとも日本人がもともと得意とする分野ではないとうことです。
                                                                                                                  しかしながら、経済と情報のボダーレスがますます進む今日の世界においては、日本ももはや島国ではないのだと思います。
                                                                                                                  そうすると、もともとボーダーレスに慣れている、欧米、中国、朝鮮のセンスも自ずと必要になってくるのだが、なかなか慣れることができないのが、
                                                                                                                  日本の苦悩の原因の一つであるかもしれません。反対にいえば、これを乗り越えた日本企業は大躍進できる。
                                                                                                                  そういう気持ちで今回の文章を書いてみました。

                                                                                                                   
                                                                                                                  CMSならドリーマASP